先日、神戸市西区の西神中央駅の側にある西神中央公園に中にある神戸市埋蔵文化財センターを訪れました。
(画像クリック拡大できます)西神中央公園は四月一日、土曜日ということもあり、沢山の花見客で賑わっていました。桜に満開時期は短いので、今日を逃すと来週しかありません。毎年、二週間程度だと思います。神戸市埋蔵文化財センター及び西神中央公園は駐車場がありません。多分、皆、西神中央駅のショッピングセンターの駐車場に停めて来てるとおもいます。最初の一時間が200円ちょっとで、それから一時間ごとに100円ぐらいだとおもいます。ショッピングセンターで買い物したら、割引があると思います。
(画像クリック拡大できます) 入場料が無料なのが有難いです。月曜が休みのようです。
入口の横に
(画像クリック拡大できます) 7世紀頃の神戸市東灘区の石棺のようです。
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アケボノゾウの化石。小生は勝手な想像で化石を見れる施設だとおもってましたが、化石はこれだけで、あとは石器とか土器でした。
(画像クリック拡大できます)狩猟道具の種類が豊富です。
縄文時代の暮らしがわかります。いろいろ諸説がありますが、小生の簡単な理解では
石器時代
人類誕生から一万年前ぐらいまで
縄文時代
一万年前ぐらいから紀元前4世紀ぐらいまで 竪穴住居のくらし
弥生時代
紀元前4世紀から西暦3世紀ぐらいまで 稲作 邪馬台国
古墳時代
4世紀から7世紀ぐらいまで
上記のように、勝手に認識してます。石器とかの年代は埋まっていた地層を見て年代を判断するそうです。
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弥生時代になると米を作ったりしてる様子がわかります。
縄文時代⇧
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古墳時代のガラス玉、弥生時代にガラスが漢(今の中国)から伝わり、古墳時代には加工技術も確立してきたようです。
平安時代(12世紀)⇧ 鬼瓦です。1000年前ですが、縄文時代と比べると何故かものすごく最近に感じてきました。
古墳時代⇧ 古墳時代の埴輪⇧ 弥生時代の墓⇧大人は骨のみを埋葬
弥生時代⇧幼児の墓 平安時代から鎌倉時代にかけての焼き物
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石器時代 縄文時代 弥生時代のナイフやカッターみたいなもの。写真左上の弥生時代のナイフ鋭利になってるように思います。
(画像クリック拡大できます)保管室をガラス窓を通して見ることができますが、写真以外にも、ものすごい沢山、保管されてました。誰も作業されてなかったですが、作業部屋の様子を外から覗くことができました。神戸市埋蔵文化財センターは大きな西神中央公園の中のほんの一角にある施設でした。施設自体は大きくて立派な建物でした。
中国の三国志の時代は日本の弥生時代であることを考えると日本は随分、遅れてたんじゃないかなあって思います。稲作でもガラス加工技術でも、常に中国のほうから伝わってきたみたいですし、三国志の時代の物語や、さらに、もっと前の秦始皇帝の時代の逸話などいくらでもありますが、日本は邪馬台国の卑弥呼ぐらいで、文明に大きな差があるように感じます。