面白くなかった韓国映画「悪女」「チェイサー」「海にかかる霧」「ある会社員」「パラサイト」2023/05/15

今回、韓国映画で面白くなかった映画を挙げたいと思います。面白かった映画はまた、別の機会にあげたいと思います。この記事は映画レビューでもなんでもないです。ただ、小生の率直な感想を記してるだけであります。

原題: 악녀(悪女)

邦題: 悪女/AKUJO 

2017

監督: チョン・ビョンギル

キャスト: キム・オクビン、シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン、チョ・ウンジ

[ニキータ]を下敷きにした映画です。ニキータをオマージュした映画は少なくないです。ニキータはフランス映画ですが、こと映画に関してはアメリカは外国映画をオマージュします。ブリジット・フォンダが主演の{アサシン}とかアンジョリーナジョリーの{ソルト}なんかも同じ内容です。最初の殺戮シーンの世界観を観て、見るのを辞めようと思いましたが、3年ぐらい前、友人に勧められてたので、観ましたが、映画が面白いとは思いませんでした。女優は美人だと思いました。


チェイサー ( 추격자)は、2008年

10か月に21人を殺害した疑いで逮捕された、韓国で“殺人機械”と言われた連続殺人鬼ユ・ヨンチョルの事件をベースにした衝撃のクライム・サスペンス。狂気のシリアルキラーをたった一人で追う元刑事の追走劇が、緊迫感あふれるダイナミックかつハイスピードな展開で描かれる。長編初監督の新鋭ナ・ホンジンのもと、連続殺人鬼役のハ・ジョンウと、元刑事役のキム・ユンソクが圧倒的な演技を披露。事件を追う過程で垣間見える人間の心の闇に戦慄(せんりつ)する。

映画自体は胸糞悪くなる映画です。これも友人に勧められたのですが、何の予備知識もなく、観たのですが観て損しました。アメリカ映画のハリソン・フォードとトミーリージョーンズが出てた逃亡者?みたいなのをジャケット写真から想像してたのですが、騙されました。連続殺人鬼役のハ・ジョンウが大変、不気味でした。


海にかかる霧 (2014)

漁船チョンジン号の船長チョルジュ(キム・ユンスク)は不漁に苦しみ、漁船の修理もままならないほどに困窮していた。新人乗組員ドンシク(パク・ユチョン)以下5人の乗組員の生活のための金策に走り回る中、チョルジュは中国の朝鮮族の密航を仕方なく引き受けることとなった。密航決行の夜、荒れた沖合に出たチョンジン号に中国船から飛び移る密航者たちの中で、一人の若い女性ホンメ(ハン・イェリ)が海に転落する。それを見たドンシクは海に飛び込み、ホンメを救出する。しだいにホンメに好意を抱くようになったドンシクはホンメを船の機関室に招き入れるが、そこに海洋警察の巡視船が現れる。

これも、予備知識なく、ジャケット写真に騙されたといえるかも知れないです。実話をもとにしてるということですが、人間の欲望のえげつなさを見せられたというべきでしょうか。この映画は小生にとっては面白くない映画でした。キム・ユンスクが「チェイサー」の時と違って、この映画では本当に漁船の船長という感じでした。


ある会社員 (회사원)2012

ある商社に勤めるサラリーマンのヒョンド。だがそこは殺人を請け負う会社で、社員たちは暗殺者。その中でもヒョンドは一二を争う凄腕エリートだった。ある任務でアルバイトの部下フンを始末するよう命じられたヒョンドだが、トドメを刺すことができず、罪悪感から彼の母親にお金を届けることに。フンの母親を訪ねると、なんと昔憧れていた歌手ミヨンだった。ミヨンと心を通わせ合ううちに、ヒョンドは会社を辞めようと決意する。

主演俳優が格好よかったですが、また、観たいとは思いません。


パラサイト (2020)

半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。

パラサイトの題名のようにITのやり手社長の家庭に寄生する話ですが、何故、ここまで、評価が高い映画だったのかわからいです。コメディ要素も入れつつ、ブラックユーモアの映画です。実際、インドネシア人の友人が「ブラックユーモアの映画だね」と言ってました。このアカデミーの作品賞を獲った映画です。日本映画では考えられない快挙です。最近ではもっくんが出てた、「おくりびと」なんかは外国語映画賞かなんかをとったり、西島秀俊の「ドライブ・マイカー」が何か部門賞をとってましたが、この「パラサイト」はアメリカ映画を抑えて、作品賞をとった作品です。逆にいうと、これぐらいでもアカデミー作品賞とれるのなら、いつか日本も、アカデミー作品賞をとれるんじゃないかとも思ったりします。小生、ソン・ガンホは好きな俳優です。別にもっくんや、西島秀俊みたいに格好いいとは思わないですが、個性派俳優というのでしょうか、小生は好きな俳優です。


今回、小生ごときが面白くなかったとか、いってますが、人によっては面白い映画かもしれないです。小生みたいな単純な人間は単純な映画が好きです。そして、また、もう一度、観たいと思わす映画が面白い映画だなと考えてます。また、今後も小生の独断と偏見で、映画について挙げたいと思います。

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