少林寺三十六房 (1978)映画 2023/05/29

少林寺三十六房、小生のように、40歳をこえた男性は覚えてる人も多いとおもいます。昔、金曜ロードショーやら日曜ゴールデン劇場やらで、よく、放映されていた映画です。小生も3回ぐらいは観てたと思います。最近、また、観たのですが、香港映画は日本でも、お馴染みでしたが、少林寺三十六房は中国映画と勝手におもってましたが、制作国は香港だったことはしらなかったです。記憶の中では主人公の名前はサンテイでしたが、それは吹き替え版だけで、実際はサンダと呼ばれてました。明の時代から清の時代に移る1600年代前半が舞台であったことも、今まで、知らなかったです。昔の記憶と違ってるのはサンダが少林寺に入るまでの話がこんなに長かったことを忘れてました。覚えていることといえば、修行シーンと決闘シーンだけでした。

登場人物


リュー・チャーフィー

子供の時はリー・リンチェイ(ジェット・リー)と同一人物と思ってましたが、顔は全然、違います。リュー・チャーフィーはものすごく、ジャニーズ顔だったんだなあと思いました。若い頃のジョニー・ディップにも似てるなと思いました。タランティーノが、この映画を好きだったみたいで、キル・ビルに少し、リュー・チャーフィーに登場してもらってるみたいですが、小生、キルビルは未だ、みておらず、機会があったら、観たいと思います。確かに、欧米人が好きそうな映画であると思います。映画の中で線香や木魚やお経なんかは日本人にはまだ、馴染みがありますが、欧米人には面白く、感じるのかも知りません。

(タランティーノ)


リー・ホイサン

この顔を見て、ピンとくる人は沢山いるとおもいます。ジャッキー映画で、出てた人です。ヤングマスターとかに出てました。存在はしってましたが、名前までは知らなかったです。なにやら、実際に詠春拳の使い手だったようで、この映画の中での存在感はとても大きかったです。実際に本物のイップ・マンから教えを受けてたようです。

サンダと闘い終わったら、ノーサイドでよかったです。


ロー・リエ

(文字通り、ラスボスです)

サイクロンZやミラクルなんかに出てたようですが、小生、恥ずかしながら、覚えてないです。もともと、インドネシアの人のようです。倉田保昭のインドネシア人版とでもいいましょうか。


ウィルソン・トン

映画の中ではとにかく憎たらしい敵役でした。殺されるシーンも全く、同情しなかったです。映画界に長くたずさわってるようですが、日本人にはそんな有名な人ではないように思えます。

数十年後のウィルソン・トン氏


チェン・ウーロン(敵役)

(左から、ユン・ピョウ。チェン・ウーロン。ジャッキー。)

この人はジャッキー映画に出てます。プロジェクトAとかポリスストーリー2、ミラクルにでてました。ブルース・リーとかと同じで、東アジア人っぽくない顔のように思えます。


ストーリーが昔の香港に拳法、カンフー映画のように、親、兄弟、師匠なんかが殺され、修行しまくって、仇を成敗するという単純ですが、興味深いストーリーです。敵役の三人を成敗するシーンを気分がよかったです。勧善懲悪、現代社会にも必要であると思います。悪い人間がのさぼる現実世界ですが、サンダが修行して強くなって、悪い奴をやっつけるのが良かったです。

映画の中でサンダは学問を学んでて、そこの先生は清の圧政に反対を唱えてますが、清はサンダの父親、先生、友達なんかを殺していきます。そして、サンダは言います。「学問で道理を学んだ。しかし、清の奴らに道理は通用しない。」そして、自分は武術を学ぶ必要があるということになるわけですが、本当に、今の現代社会でも、同じことが繰り返され、議論されています。

(松山千春)

先日、広島で、G7がありました、ゼレンスキーさんも、やってきました。その時、松山千春は「殺し合いをやめさせるのが政治でないか。武器を送ったら犠牲者が出るだけだ。その武器、おまけに戦闘機までくれというゼレンスキーは間違っている。喧嘩が始まったら誰かが仲裁に入り、早く終わらせるしかない。~~~~~~。」と続いていくわけですが、小生、松山千春は大好きですけど、悲しいかな、ロシアに道理は通用しないと思います。武器を送らななくても、犠牲者は沢山、でますし、世界地図からウクライナという国が消えてしまします。言ってることは正論ですが、実現可能なら、もう、すでに実現してると思います。

(橋本徹)

以前、橋下徹は日本在住のウクライナ人学者に「ロシアに降伏しろ!犠牲者が増えるだけだろが!」ウクライナ人学者のグレンコ・アンドリーさんは「降伏しても、捕虜にされて、ころされる」とか議論になり、橋下は「ウクライナはロシアに妥結しろ!」と言い、ネットでは橋下は妥結おじさんと呼んでたりしました。

(グレンコ・アンドリー氏)


話が逸れてしまいましたが、サンダは学問だけではどうにもならないと悟り、修行に修行を重ねて、武術を身につけました。修行シーンはツッコミどころ満載です。

(水が入った桶を運ぶ修行、腋を閉じるとナイフが横っ腹に刺さります。

 

(ヘッドバットをして頭を鍛えております。)

 

このシーンは子供の時、すごい印象的なシーンでしたが、久しぶりに見ると、ワンカットではないですし、ワイヤーとかが使われてるのが、まるわかりです。まあ、それはいいんですが。

この用水路を渡るシーンが最初の房でしたが、房をクリアする度に見せるサンダのドヤ顔が見てて気持ちよかったです。


映画の中で少林寺の寺内で僧は世事に関わったらいけないとか、あげくのはてには明の連中も少林寺で修行を終えたサンダを見て僧侶が暴力をふるうのはおかしいとか言ってましたが、確かにいってることはわかるのですが、サンダが「仏様も悪は許さない」というのには納得です。小生のような単純な人間にはこのような映画が見てて楽しいですし、修行してるシーンなんかはスタローンのロッキーみたいに、自分も人生、頑張って生きようと思わせてくれます。


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