youtuber朝倉未来 ハッタリで幻想を抱かせるスーパースター 2 2023/08/02

前編 youtuber朝倉未来 ハッタリで幻想を抱かせるスーパースター 1 2023/08/01の続きです。

朝倉未来はメイウェザーとボクシングルールで戦う時も、見た目が弱そうだとかビッグマウスを披露してました。実際、試合中にメイウェザーに対して、舌を出して挑発をしてみたりして(この朝倉未来の悪いクセについて以前、前田日明氏が苦言を呈してました。)、小遣い稼ぎメイウェザーにスイッチをいれたようです。

(画像クリック拡大できます。フェイスオフで、にやけ顔をする朝倉氏)

(にやけ顔で挑発するチンピラメンタリティ)

平本蓮の挑発や煽りと変わらないのに自分は正統派と思ってるふしもあり、アンチが多いのもわかります。小生、平本蓮と朝倉未来の一連の舌戦を見てると、無意識のうちに平本蓮側についてたりしてることに気付きました。朝倉氏はアンチとういう言葉をつかいますが、ブレイキングダウンとかが嫌いな格闘技ファンからしたら朝倉未来こそがアンチという存在そのものであるように思えます。

(井上尚弥と朝倉未来は全く別のタイプです。)

井上尚弥なんかはボクシングのプロテスト前から大橋会長が「こんなすごい奴はいない」と言ってまたのを小生、覚えています。まあ、しかし、井上尚弥はyoutubeなどをして他のことをしてたら、ひょっとして今のような選手になってなかったかもしれないです。

(右、岡見勇信選手、UFC)

総合格闘家で岡見勇信なんかはUFCでミドル級のタイトル戦までした人間です。しかし、当時の絶対的王者アンデウソン・シウバに負けましたが。岡見はほんとに、練習の虫だったようです。岡見が歌だしたり、チンピラのイベントを主催したりとかyoutubeとか想像もつかない話です。それは岡見と同じぐらいUFCのウェルター級で活躍した韓国のキム・ドンヒョンにもいえます。

(左、キム・ドンヒョン。UFC)

引退した今でこそ、韓国のバラエティ番組に出たりyoutubeをしたりしてますが、現役の時は練習の虫だったようです。よく、日本に練習しにきていましたが、たまには岡見が食事に誘いたかったみたいですが、あまりにも練習一色で声をかけられなかったようです。

そうかと思えば朝倉氏のような人間もおります。今回、朝倉・ケラモフ戦後、シバターが「ほんとの格闘技ファンで朝倉ファンなんかおるんか?」みたいなことを言ってましたが、小生はにわかですが、コアなファンは朝倉アンチではないかもしれないですが朝倉ファンはいないような気がします。珍しくシバターがまともなことを言ってるように思えてしまいました。

(最近、youtube視聴者数が少なすぎるシバター)

実際、格闘家では朝倉未来のことを良く思ってない人間のほうが多いように見えます。朝倉未来を応援する層は朝倉未来の不良をスパーリングする動画から朝倉ファンとなり格闘技を見る様になった層であると思います。

(平良達郎。UFC4連勝)

平良達郎という今、UFCで頑張ってる人間がいますが、知名度的に朝倉氏のほうが何倍も上のように思います。小生、すごく不思議な光景のように思えます。

今回のケラモフに負けたことで、魔裟斗氏はまたしても、「いろんなもんに手をだしてたら格闘技でつよくならない。なにかを得ようとするのならば何かを捨てないといけない。覚悟が必要。甘い世界ではない。」と言ってます。そういえば、以前、魔裟斗氏は朝倉未来の物真似をしてる安保るきやに対しても言ってました。押し付けでなく提言してました。選ぶのは本人たちです。ヤフーニュースのコメント欄を見てても、このままyoutubeとか続けてるようじゃ、また、負けるだけだという意見が多いです。格闘家としてはそんな強くないのに、ここまで知名度のある朝倉未来は大したもんだとは思います。ケラモフ戦前も、腰の強い俺をケラモフがテイクダウンできないとビックマウスを言ってました。

(朝倉・ケラモフ戦)

小生自体も、今後、もうメッキがはがれてるのに、また、ブレイキングダウンで、大物気取りで「そこ、試合、決定で。」とか言ってる朝倉未来がいるなら笑ってしまうかもしれないです。まさか、また歌を出したりしたら笑ってしまいます。地獄絵図です。強くないのに強いという幻想で今まで富と名声を得てきた朝倉氏ですが、このままだったら、朝倉信者も逃げていくような気もします。

朝倉氏には是非、映画「ロッキー」シリーズを見てもらって燃えてほしいところです。いつものビックマウスで鈴木千裕選手を中堅選手といってましたが、今、立ち位置がかわろうとしています。ここは正念場であります。

(食肉センターでの有名なトレーニングシーン)

昔、ボクシングの畑山が世界チャンピオンから没落しヘラヘラしてて、引退してバラエティ番組とかに出演するようになり格好悪いなあと思いましたが、もう一度、復帰して階級をあげてチャンピオンに返り咲いた時は小生、「めっちゃ、格好ええ。」となりました。まあ、それは畑山がまだ、二十代での話です。

(畑山・坂本戦。すさまじかった一戦。坂本氏にしたら、いきなり現れた畑山が自分の目の前でベルトをかっさらっていった形です。坂本にしたら、どうしても勝ちたかった試合でした。)

朝倉氏は現在31歳。モハメド・アリがブランクから25歳のジョージ・フォアマンに勝ったキンシャサの奇跡、小生、まだ、生まれてないですが、あの時アリは32歳でした。桜庭は30歳を越えてからシウバに何度も負けたりして衰退していきましたが、小生、桜庭はいつも挑戦して男だと思いましたし、小生のようなしがない人間達に夢を与えてくれたと思います。

(桜庭・シウバ戦)

朝倉氏も引退するなら引退でいいのですが現役を続行するようなのでカンフー映画で主人公が山にこもって修行するかのような意気込みがないと勝てないと思います。まあ決めるのは朝倉氏ではありますが小生、朝倉未来格闘技第3章ぐらいに来てると思います。ブレイキングダウンとかで、お山の大将、裸の王様の振る舞いをして微妙なレベルの対戦者とあと何試合かして終わるのも、少し朝倉アンチの小生としては面白いといえば面白いですが、そんなの見たくないなあっていうのがあります。朝倉氏はいろんなビジネス、youtubeをしてる環境から、のぼり上がると以前、言ってましたが、今回、ケラモフ戦でそれが頓挫したように思われます。


朝倉氏の今後の動向が気になるところです。ケラモフ戦の前、実はUFCに行きたいと口にした朝倉氏。UFCなんてお金で買えるわけではないのは本人が一番、よく、わかってると思います。

しかし、信者にしろアンチにしろ日本での知名度はすごいですし、朝倉氏は実際の格闘技ではなく、言葉は悪いですがハッタリ、幻想でここまで有名になったのは本当にすごいことだと思います。ペテン氏がまるでペテン氏じゃない状況を作り出してるわけです。実際、いつも、自慢してるようにお金はいくらでもあることでしょうし、時代を読む才覚に卓越してるのがわかります。


前編

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