歳をとったレジェンド達 格闘技。サッカー。映画。2023/08/27

ブレイキングダウン9を見てて思ったのですが、かつてのレジェンド達が出演してきて負けるのを見てると、やはり悲しくなるし、出る出ないは本人の自由でありますが昔を知ってる人間としては悲しかったりします。

ノッコン寺田対ボブ・サップについて言わせてもらうとボブ・サップはもともとレジェンドでもなかったわけだから、そんなに悲しいわけでもなかったですが。格闘技に関して言わせてもらうと引退しても日々、トレーニングしてる人間はまだ強いのは分かります。メイウェザーとかは引退してもトレーニングを続けてるのは分かります。ブアカーオはまだ引退してないし、日々、練習しております。

(試合前、メイウェザーは普通に弱そうとか言ってた朝倉未来)

(小生の素人目にはブアカーオが安保に勝ってるようみえましたが結果はドロー)

それでも全盛期よりはるかに力がおちてることでしょう。ノッコン寺田は前日会見でボブ・サップのあとはピーター・アーツとアーネスト・ホーストを引っ張りだすと言ってましたが、引退した人間を引っ張り出すって、なんか卑怯なように見えました。しかし本人達がもう一度、リングに上がりたいと願うのであれば、それは周りがとやかくいう問題ではないとは思います。

(26歳で引退。今の時代だと26歳で引退は早すぎます。)

昔、ボクシングの畑山は引退した後に、キックボクサーの小比類巻に「ボクシングルールでいいので、是非、対戦したい。」と言われましたが、畑山氏は当時、「こいつ、馬鹿じゃねえの。俺はもう、引退してるんだっての。」と思ったそうです。すごく当然の反応だと思います。引退した人間にとやかく言うのはおかしいと思います。まあ、小比類巻氏は尊敬の念からエキシビションマッチ的なものを望んでいたと反省した様子でしたが。

(小比類巻氏のyoutubeチャンネル)


先日、この動画を見ていました。これは格闘技でなくサッカーです。

まあ、この動画は一時間ぐらいで長すぎるので、相当、時間のある人以外には見ることをお勧めしないですが。大変、興味深い動画です。一番、年上の黄金世代の稲本選手だけが現役です。

かつては欧州、そしてワールドカップで活躍した人間が現在はカテゴリーを下げ続けて社会人チームに現在、属してます。やはり、どんだけカテゴリーが下がろうともフィールド内にいるのが幸せであり楽しいと言っております。それには引退した御三方も同意してました。佐藤寿人氏なんて解説で競技場に呼ばれても選手で出場してた時に比べて楽しくないと仰ってました。現役引退に関して、それぞれのいろんな思いが聞けて興味深い動画です。

人は誰しもが歳をとり身体も衰えます。イチロー氏は50歳ぐらいまで現役でおりたいと言ってましたが40代を越えてきたら打てなくなってきました。そして45歳で引退しました。小生は引退会見を最初から最後まで見ました。カテゴリーを下げることをせずに大リーガーとして引退するのもイチローの中での美学であると思いました。

(バルサからパリ・サンジェルマンを経てアメリカのリーグに来たレジェンド)

サッカー選手ではメッシがアメリカのリーグに移籍したりレジェンド達が欧州5大リーグ以外のところに行くのは当然の流れであり仕方ないことであります。イニエスタは日本で引退するのかと思ってましたが、さらに新天地でサッカーを続けるようです。

人は歳をとり衰えて世代交代を迫られたりします。そんなことを考えてたら、映画「ハスラー2」を思いだしました。 1986年のポール・ニューマン、トム・クルーズが出演してる映画です。

当時60過ぎのポール・ニューマンと当時20過ぎのトム・クルーズ。また、トム・クルーズがプライドの高い、自分は賢くビリヤードの腕前もすごいと己惚れてる若造役でした。ポール・ニューマンは年老いてますがトム・クルーズとやりあう姿や、いろんなポール・ニューマンの心の葛藤とか見れた傑作だと思いました。そして、この映画のポール・ニューマンは本当に格好よかったです。この映画は小生の好きな映画のうちのひとつで何回も見ました。そして、時が流れて、トム・クルーズが今、61歳になってるという現実です。人は誰しも歳をとるということが痛感させられます。

(還暦を過ぎたトム・クルーズ)

話は全く関係ないですが、よく、使われる言い回しである「最近の若い奴らは~~~~」とかは大昔のローマ時代から、そのような言い回しは使われてたそうで記述も残ってるそうです。

ブレイキングダウンから話がどんどん違う方向に進んでますが、映画で「スコア」というのがあります。

ロバートデニーロとエドワード・ノートンが出てました。泥棒の話でお互いがお互いを出し抜こうとしてて、この映画もある種、世代交代に関する映画だと小生は感じました。映画の最後は若造のエドワード・ノートンが見事に初老ロバートデニーロをハメて勝ったと見せかけて、実はエドワード・ノートンがロバートデニーロに思いっきりハメ返されてたという内容でした。単純な小生には「おっさんを舐めたら、あかんで!」みたいな映画に感じました。

今回も、まとまりもなく、ただ、ダラダラと人は歳をとると肉体は衰えるということについて話しました。底の浅い記事ですみません。

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