釈迦に説法とうい言葉があります。意味は
「知り尽くしている人にそのことを説く愚かさのたとえ」
ということです。これが実際、世の中で起きていますし、マウントを取りたい人間はこういう愚かな行いをしてしまいます。はたから、見てるものとしては滑稽にしか見えないです。
(志村けん氏が英語ネイティブの生徒達に英語を教えるコント。志村けんが英語の発音を教えています。現在、youtubeで検索してもらうと出てきます。)
実際、日常生活でも釈迦に説法する人間を沢山みましたが、それは釈迦に当たる人間が、「能ある鷹は爪を隠す」のごとく、その特技なりを公表していなくて、マウントをとりたい人間が講釈をたれる状況です。
例えば、昔の仕事場で、仕事の車のバッテリーが上がってしまった時、元整備士の人間にマウントをとりたい人間が、元整備士と知らず「ケーブルを繋いでエンジンがかかったら、すぐに、エンジンをきらずに、外を走ってきてバッテリーを充電してほしい、なぜかというと~~~~~」と語ってました。
別に元整備士じゃなくても、いい大人が誰でも知ってるような理由などを元整備士に説法してました。小生はその状況を滑稽に思いました。
ひろゆき
ひろゆきは浅い知識で専門家に説法します。まさに釈迦に説法です。間違った説法されると間違った認識が広まるので、専門家はひろゆき氏に「それは違いますよ。」と言わないといけないです。例えば、事例としてはサッカーのグリーズマンとデンベレが日本に来た時の動画です。
(左がグリーズマン。右がデンベレ。)
検索してもらうと、いくらでも出てくると思います。フランスに長く住む日本人の言語学者の小島剛一氏はひろゆきに対して、あの動画の言葉遣いは差別じゃないと言語学者の小島氏を時代についていけない老人扱いしながら説法します。
(小島剛一氏、1946年生まれ。ひろゆきは小島氏の年齢を引き合いに出し老人扱いをして乗り切るつもりだったのでしょうが、そいういうわけには行かなかったようです。)
「putain」という言葉の用法について説法しますが、言語学者の小島剛一氏は毅然とした態度で、ひろゆき氏を諭します。内容については検索してもらうと出てくるのでここでは省きます。やりとりを見てる人達も、皆、ひろゆきが完全論破されたと言ってました。ひろゆき氏のアフリカ旅の中での英語のレベルを見てると相当にレベルが低いことが分かります。まして、フランス語なんて全然、駄目なのは容易に想像がつきます。フランス語のレベルもフランス学習してる日本人の人達からも呆れられるレベルのようです。
この件でひろゆき氏はサッカーのトルシエ監督の通訳をしてたダバディ氏にまで迷惑をかけてました。
(髪の毛が真っ白になったダバディ氏)
ひろゆき氏は以前に二回ほど、経済学者の上念司に経済で喧嘩をしかけますが、全然、相手にもなってなくて、皆に呆れられてました。釈迦に説法です。
(上念司氏)
風営法の専門家、木曽崇に説法し、返り討ちにあうひろゆき氏。
(木曽崇氏)
コロナ禍でのロックダウンは効果がないと、岩田健太郎医師に説法する橋本徹。釈迦に説法です。
(橋下をテレビに出すなという声が多いが、それでも出続ける橋本徹。)
(感染症専門医の第一人者。岩田健太郎氏)
釈迦に説法に関して言うと、この人もそうです。
GACKT氏です。
小生、リアルタイムで2014年のプロレスラー、ゼウス氏のブログを読んでたのですが、ちょっと、縁がありGACKT氏と川崎麻世氏とトレーニングする機会があったそうです。
(左からゼウス氏、gackt氏、川崎麻世氏です。)
ゼウスといえば、大阪プロレス、全日本プロレス、そして、現在、、大阪プロレスのオーナー兼社長になっております。大阪京橋で筋力トレーニングが出来るゴリゴリな感じのキングジムを経営しています。もともと、ボディビル出身であり、杉田茂氏を師事しておりました。
(杉田茂氏。1947年生まれで1980年ぐらいには世界でも活躍。)
この時、小生の記憶が確かなら、ゼウスはガクト氏からガクト式トレーニングの説法を受けております。そして、ゼウス氏はブログの中で「ガクト式トレーニングは本当に体に効く、有難うございました。」みたいなことを言ってました。やはり、忖度というのがあるのかもしれないです。小生はその時、とても滑稽に感じたのを覚えています。
GACKT氏がプロの一流キックボクサー梅野源治にキックとパンチを説法。
へっぽこ選手をご指導なさるGACKT様 pic.twitter.com/NX1BDVqMyp
— ちあき (@eg_uj4) September 13, 2023
小生、これは釈迦の説法だろうと思ってしまいました。これに関しては小生が世間とズレてるわけでなく、このツイートへのコメントを見てると小生と同意見の人間が多いようです。
柔軟な考えで違った角度から、謙虚に、いろんなことを学ぼうとする梅野選手はすごいと思います。
(映画俳優のような雰囲気を持つ梅野源治選手)
GACKT氏は「源治にいろいろ教えていきたい」と仰ってたそうです。
今後も釈迦に説法については事例を見ていきたいと思います。
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